金融リテラシーについて
最近よく聞くワードのひとつに「金融リテラシー」というものがありますが、これはどういうものなのでしょうか。
金融リテラシーというのは、つまりお金に関する知識や判断力のことです。
私たちが生活していく上でなくてはならないひとつに「お金」がありますが、そのお金をしっかり管理したり資産形成したり、さらに金利やローンに関する知識の習得など、お金と上手に付き合うために求められる知識やスキルでもあるのです。
これに関して金融庁は、最低限身に付けておきたい金融リテラシーを公表しています。
具体的には、「家計管理」、「生活設計」、「金融知識や金融経済事情の理解」、「外部知見の活用」などです。
これは最低限身につけておきたい知識ですので、もっと自分磨きしてパワーアップするのもいいと思います。
金融トラブルの被害を回避できる
金融リテラシーを身につけることで様々なメリットを得られるようになりますが、そのひとつに挙げられるのが「トラブル回避」です。
金融トラブルには様々なものがありますが、最近は詐欺的な投資勧誘などが増えていますので注意が必要です
消費者庁にも毎日のように金融トラブルに関する相談があり、全体的には若者や高齢者の被害が年々増加しています。
金融リテラシーなど金融の関する知識があれば、詐欺的な勧誘などがあってもすぐに「危険」と見抜けるようになるでしょう。
当然のことながら、金融リテラシーが高ければ高いい人ほど、金融トラブルに遭いにくくなります。
資産形成できるようになる
金融リテラシーを身につけることで、資産形成の面を高められるようになります。
日本は高齢化社会に突入しており、それだけ平均寿命が伸びています。
「人生100年時代」とも言われるほどになっていますので、それに対応していかなければなりません。
そのために必要なのが「資産」であり、将来安心できるほどの資産を形成することが大切です。
資産形成というと銀行預金もありますが、金融リテラシーが身につけば投資も視野に入れられるようになります。
投資はリスクもありますが、正しいお金の知識が身につけば安全な投資を選べるようになります。
資格取得試験の勉強
金融リテラシーを高めたい方は、様々な資格を取得するのもひとつの方法です。
関連した資格は数多くありますが、初心者におすすめできる資格しては「ファイナンシャルプランナー(FP)」があります。
この資格は有名ですので、知っている方もいるでしょう。
興味がある方は、一度チェックしておくとよいです。
その他、「証券アナリスト」や「簿記」などの資格もおすすめです。
何かしらの資格があればそれが、キャリアアップに繋がることもあるのです。
まずは興味のある資格取得から、始めてみることをおすすめします。