プロンプトを作成する重要性
生成AIを使いこなすためには、プロンプトを活用しましょう。
プロンプトは生成AIに指示をするための質問や命令で、プロンプトを上手く利用すると適切な情報を手に入れられます。
ただし、100パーセント正確な情報や最新の情報提供は苦手なので注意してくださいね。
プロンプトは具体的かつ明確に作成すると提供される情報の精度が高まりますし、簡潔に書くことも意識してください。
箇条書きやハッシュタグを利用すると便利ですよ。
また、思い通りの回答が得られなかった時は何度も質問しますが、その際、段階ごとに分けて質問するのも有効です。
プロンプトには、どの立場で回答してほしいかを必ず記載してください。
年齢・性別・職業を設定するとよいでしょう。
ただし、個人情報漏洩の危険がないよう架空の人物を設定してくださいね。
企業の立場で答えてほしい時は、企業理念なども教えるとよいでしょう。
回答形式をこちらから指定すると、求めている答えを得られる確率が上がりますし、数字を使うと質問の具体性が上がります。
質問する目的や条件もできるだけ細かく教えてくださいね。
思うような結果を得られない時には、逆質問を求めるのもよいでしょう。
生成AIが使える場面とポイント
学生であれば、文章の翻訳や構成、データ作成などに生成AIを活用できます。
もちろん学校ごとに生成AIの利用に関するルールがあるため、利用前の確認は忘れないでくださいね。
また、作成した文章や画像が著作権侵害になることもあるので、学習の補助という立ち位置で使わなければなりません。
文章を校正する場合は、口調や直してほしい箇所を条件として指定しなければなりません。
例えば、で・ある調・です・ます調どちらなのか、誤字脱字・文法・内容のどこを校正するのかなどです。
データ作成のプロンプトは、カテゴリや数量など具体的に指定ができます。
生成AIはメールや電話をする時の文章も考えられますので、まずはやり取りする相手や目的を細かく設定しましょう。
メールや電話に関するプロンプトを作成する時には、文字数と文体の指定は忘れないでください。
どちらも長くなってしまうと、相手側が大変になってしまいますよね。
多くのプロンプトフォーマットの例がインターネットで公開されていますので、もしプロンプトの作成に行き詰ってしまったら活用してみましょう。
また、生成AIにプロンプト自体を作ってもらうことも可能です。
生成AIは情報を学習する能力があるため、質問し続けると回答の精度も上がります。
画像・動画・音楽を作成してもらう時も、文章作成時と同じことを行います。
例えば画像生成であれば画像のテイストや登場人物の設定が必要で、細かく条件を設定すると高品質な画像の作成が可能になります。
