粉砕花粉とは
花粉症の僕にとっては、厳しい季節がやって来ました。
冬の寒さも夏の暑さも嫌いな自分にとって、春の気候は本来なら一番気持ちのいい季節のはずですが、花粉症のせいで春は一年で最も嫌いな時期になってしまいました。
高校生の時から花粉症に悩まされています。
最近では粉砕花粉という、より厄介なものまで登場しています。
この粉砕花粉とは、花粉が砕けることによって出てくるより小さな粒子のことです。
粉砕花粉が厄介なのは、花粉よりも小さくて軽いということです。
普通、雨の日は花粉があまり飛ばないので、花粉症の人にとっては過ごしやすい日になります。
雨の降った次の日もそうです。
でも、この粉砕花粉は花粉があまり飛ばない日でも、路上や空気中にたくさん残っています。
そして、雨が上がった後にはたくさん空気中に舞い上がります。
雨の日や雨が上がった後でもひどい花粉症に悩まされている場合、粉砕花粉が原因であることが考えられます。
花粉症対策の基本は室内に花粉を入れない
花粉だけでなく粉砕花粉が空気中にたくさんあるので、街中や外出先で花粉を避けることはほぼ不可能であると言えます。
マスクをして、なるべく体内に花粉が入らないよう努めるのみです。
一方、自宅の中にはできるだけ花粉が入らないように対策を立てることができます。
基本的なことでも、自分なりに効果を実感していることがいくつかあります。
まずできることは、外から帰ってきた時にしっかりと花粉を落としてから家の中に入ることです。
ちなみに僕は玄関で服を脱ぎ、そのままバスルームへ直行です。
こうすることで、服や髪に付いた花粉を室内に持ち込むことを極力避けることができます。
さらに室内に花粉を入れないため、こまめに掃除します。
自分はもともときれい好きできちんと掃除をしていますが、花粉の時期になると潔癖症を疑われるくらい掃除しています。
排気で花粉がさらに舞ってしまうことがないように、掃除機もちょっと良いものを購入して使っています。
ちなみに部屋に敷いているラグマットは花粉の時期はしまっておくようにしています。
フローリングの方が掃除がしやすいからです。
バスマットやトイレマットも花粉が付着していることが考えられるので、普段よりもマメに洗濯するようにしています。
洗濯する時にも、花粉症対策をすることは重要です。
きれいに洗った衣類やマットも外に干したらガッツリと花粉が付着してしまうので、この時期は部屋干しにしています。
最後にできる花粉対策は、文明の利器に頼ることです。
空気清浄機と加湿器を使うことで、空気中にある花粉を減らすことができます。
こうした対策をしても完全に花粉や粉砕花粉を部屋から取り除くのは不可能ですが、かなり楽になります。
